履歴書を書き始めて最初に手が止まるのが、**「和暦と西暦、どっちで書くんだっけ」**という問題です。
さらに厄介なのが、自分の生年月日は和暦で覚えているのに、入学・卒業年は西暦でしか分からない、といった状態。
この記事では、和暦と西暦の使い分けルールと、書類作成でそのまま使える早見表をまとめます。
INFO
結論: 和暦・西暦のどちらでも構いません。絶対に守るべきなのは書類全体での統一です。混在が最も印象を悪くします。
1. 和暦・西暦、どちらで書くべきか
結論から言えば、どちらでも問題ありません。
ただし条件が3つあります。
① 書類の中で統一する 生年月日を西暦、学歴を和暦、というように混在させないでください。読み手が年数を計算し直すことになり、確実にマイナスの印象を与えます。
② 指定があればそれに従う 応募先から「西暦でご記入ください」と指定がある場合や、履歴書のフォーマットに「昭和・平成・令和」の選択欄がある場合は、それに合わせます。
③ 併願する場合は西暦が無難 複数社に応募する際、西暦のほうが計算ミスが起きにくく、外資系企業でもそのまま通用します。
WARNING
公的な申請書類(年金・戸籍・登記など)は和暦の欄が用意されていることが多く、そちらは書式に従うのが原則です。履歴書とは別と考えてください。
2. 略記は使わない
社内メモでは「S60」「H10」「R6」といった略記が使われますが、履歴書や提出書類では避けてください。
| 場面 | 適切な書き方 |
|---|---|
| 履歴書・職務経歴書 | 昭和60年 / 1985年 |
| 公的書類 | 昭和60年 |
| 社内メモ・自分用 | S60 でも可 |
3. 改元の年に注意する
元号が変わった年は、月日によって表記が分かれます。
| 西暦 | 1月〜改元前 | 改元後〜12月 |
|---|---|---|
| 1926年 | 大正15年(〜12/24) | 昭和元年(12/25〜) |
| 1989年 | 昭和64年(〜1/7) | 平成元年(1/8〜) |
| 2019年 | 平成31年(〜4/30) | 令和元年(5/1〜) |
2019年生まれ・2019年入社などに該当する場合は、月日まで確認してから記入してください。
4. 生年月日 早見表(主な年)
| 西暦 | 和暦 | 2026年時点の年齢 |
|---|---|---|
| 1985年 | 昭和60年 | 41歳 |
| 1990年 | 平成2年 | 36歳 |
| 1995年 | 平成7年 | 31歳 |
| 2000年 | 平成12年 | 26歳 |
| 2003年 | 平成15年 | 23歳 |
| 2004年 | 平成16年 | 22歳 |
| 2019年 | 平成31年/令和元年 | 7歳 |
※誕生日を迎えていない場合は1歳引いてください。
自分の年を正確に出したいときは、変換ツールを使うほうが確実です。
和暦・西暦 変換ツール
西暦と和暦を相互に変換し、その年の年齢もあわせて表示します。履歴書の記入前の確認にどうぞ。
5. 学歴欄の入学・卒業年の出し方
学歴は、生まれ年から逆算すると求められます。
日本では、4月2日〜翌年4月1日生まれが同学年になります。
| 学年 | 満年齢になる年 |
|---|---|
| 小学校入学 | 6歳になる年の4月 |
| 中学校入学 | 12歳になる年の4月 |
| 高校入学 | 15歳になる年の4月 |
| 大学入学 | 18歳になる年の4月 |
TIP
早生まれ(1月1日〜4月1日生まれ)の方は、学年が1つ上になります。逆算するときは誕生日と4月1日の前後関係を必ず確認してください。
6. 書き終えたら確認したいこと
- 生年月日・学歴・職歴の年表記がすべて統一されているか
- 略記(S・H・R)が残っていないか
- 改元の年をまたぐ箇所の月日が正しいか
- 学歴の入学・卒業年が1年ずれていないか
日本の伝統暦カレンダー
旧暦・六曜・二十四節気を確認できます。入社日や記念日の日取りを調べたいときにどうぞ。
まとめ
- 和暦・西暦はどちらでもよいが、書類内で統一する
- 「S60」などの略記は正式書類では使わない
- 改元の年(1926 / 1989 / 2019)は月日で表記が変わる
- 学歴は生まれ年から逆算できる。早生まれは1学年上
- 提出前に、年表記の統一とズレを必ず見直す
年の書き方ひとつで、書類の丁寧さは伝わります。提出前の最終確認に、この記事を使ってください。