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FAX送付状の書き方|必須項目とマナー

FAX送付状に書くべき項目と正しい並び順を解説。枚数の数え方、頭語・結語の使い方、送信前後に確認すべきポイントまで、ビジネス文書の基本をまとめました。

公開日: 2026年8月4日読了目安: 約4|2,054文字
目次
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メールが主流になった今も、官公庁や医療機関、建設業などではFAXが現役です。

そして送るときに必ず添えるのが「送付状(送信票)」。書式は決まっていませんが、載せるべき項目はほぼ固まっています。

この記事では、FAX送付状の必須項目と並び順、そして送信前後に確認すべきことを整理します。

INFO

結論: 送付状の役割は「誰が・誰に・何枚送ったか」を1枚で示すことです。装飾より、この3点が抜けないことのほうが重要です。

1. 送付状に必要な項目

上から順に、次の並びが一般的です。

順番項目内容
1送信日送る当日の日付
2宛先会社名・部署名・役職・氏名
3宛先のFAX番号誤送信防止のため明記
4差出人情報会社名・部署・氏名・電話・FAX
5件名何の文書かを一言で
6送付枚数数え方を明記
7本文(挨拶)簡潔な前置き
8通信欄補足事項があれば

2. 宛名の敬称を間違えない

FAX送付状でとくに指摘されやすいのが敬称です。

宛先正しい敬称
会社・部署宛御中
個人宛
医師・弁護士など先生

WARNING

「株式会社〇〇 御中 営業部 田中様」のように御中と様を重ねるのは誤りです。個人名まで書く場合は「株式会社〇〇 営業部 田中様」とします。

3. 枚数の書き方でつまずかない

意外と迷うのが「送付状も枚数に入れるのか」です。

どちらの流儀もあります。大切なのはどちらで数えたか書き添えることです。

  • 「送付枚数:3枚(本状を含む)」
  • 「送付枚数:2枚(本状を除く)」

受信側は届いた紙を数えて照合するため、この一言があるだけで確認が正確になります。

4. 本文は簡潔に

送付状の本文は、長く書く必要はありません。定型で十分です。

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 下記の書類をお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。

頭語・結語(拝啓/敬具)は、付けても省いても構いません。付ける場合は必ず対応させます。

頭語結語
拝啓敬具
謹啓謹白
前略草々

TIP

「前略」は挨拶を省く意味なので、そのあとに時候の挨拶を書くのは矛盾します。急ぎの連絡以外では「拝啓」が無難です。

5. 送付状を作る

毎回ゼロから作るのは手間なので、必要項目を埋めるだけで印刷できる形にしておくと楽です。

FAX送付状 作成ツール

宛先・差出人・件名・枚数を入力するだけで、そのまま印刷できる送付状が作れます。PDFとして保存することも可能です。

送付状を作る

6. 送信前チェックリスト

FAXは送ってしまうと取り消せません。送信ボタンを押す前に確認してください。

  • FAX番号を2回確認したか(1桁違いは誤送信に直結します)
  • 宛名の会社名・氏名の漢字は正しいか
  • 枚数は実際の枚数と一致しているか
  • 原稿の向き・裏表は正しいか
  • 機密文書の場合、受信者が席にいる時間帯か

WARNING

FAXは受信側で誰でも取れる場所に出力されることがあります。個人情報や機密を含む文書は、事前に電話を一本入れてから送るのが安全です。

7. 送信後にすること

送信後は、送信結果レポートを必ず確認します。「OK」「正常終了」と出ていれば通信は成功しています。

重要な文書の場合は、電話やメールで到着確認を取ると確実です。

8. 請求書を送るときは

FAXで請求書を送る場面も多くあります。請求書自体もあわせて作成できると、一連の作業が短縮できます。

請求書作成ツール

明細を入力するだけで請求書を作成し、印刷・PDF出力ができます。インボイス登録番号や消費税の記載にも対応しています。

請求書を作る

まとめ

  • 送付状の役割は「誰が・誰に・何枚」を1枚で示すこと
  • 御中と様は重ねない
  • 枚数は「本状を含む/除く」を必ず明記する
  • 頭語と結語は対応させる。省略しても失礼ではない
  • FAX番号は2回確認する。送信後は取り消せない
  • 送信結果レポートで通信の成否を確認する

形式より、確認の手順を習慣にすることが誤送信を防ぎます。

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この記事の執筆・編集:便利道 編集部

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よくある質問(FAQ)

Q.FAX送付状は必ず付ける必要がありますか?

A.法律上の義務はありませんが、ビジネスでは付けるのが通例です。誰から誰宛の何枚の文書かが明示され、誤送信に気づきやすくなるためです。日常的にやり取りする相手との簡単な連絡では省略されることもあります。

Q.送付枚数に送付状自体は含めますか?

A.「送付状を含む」と明記したうえで総枚数を書く方法と、「本状を除く」として本体のみの枚数を書く方法があります。どちらでも構いませんが、どちらの数え方かを必ず書き添えてください。受信側の確認漏れを防げます。

Q.頭語と結語は必要ですか?

A.送付状は簡潔さが優先されるため、「拝啓・敬具」を省略しても失礼にはあたりません。付ける場合は、拝啓には敬具、謹啓には謹白というように必ず対応させます。

Q.手書きとパソコン作成、どちらが良いですか?

A.ビジネスではパソコン作成が一般的です。FAXは解像度が低く、手書き文字はつぶれて読みにくくなります。特に数字や固有名詞は印字したほうが確実です。

Q.誤送信してしまった場合はどうすればいいですか?

A.気づいた時点で、誤送信先へ電話で連絡し、破棄を依頼してください。そのうえで正しい宛先へ送り直します。個人情報を含む文書の場合は、社内の規程に沿って報告が必要になることもあります。

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